カルチャー教室受講のみなさんへ

今週の各教室は、すべてお休みとなってしまいました。

この時期は、「桜」の撮影シーズンを前に、練習していただきたいところでしたが、仕方がありません。

そんな中、ある教室の受講者様から、メールで質問をいただきました。もちろん「桜」の撮影についてです。

下記に、質問への答えをアップロードしましたので、参考にしてみてください。


桜の撮影のヒント

「桜」の撮影では、「露出補正」「F値」がポイントとなります。


背景や手前をボカしたいときには、「F値」を小さくする。

全体にできるだけピントを合わせたいときには、「F値」を大きくする。(ただし大きくし過ぎると、写真全体がかえってボンヤリしてしまう傾向があるのがデジタルカメラなので、大きくする場合は、F16程度を上限と考えてください。)

これは、これまでも何度か説明しているので、なんとなくわかっていただけると思います。


問題となるのは、「露出補正」です。

特に、上(空)に向かってカメラを構えるような撮り方をする場合、想像以上に露出を「+(プラス側)」に調整しないと、明るく撮ることができません。

まずは「+1」で撮影してみて、結果によって、さらにプラス側に調整してください。


また、ライトアップされた「夜桜」は、明るくなり過ぎてしまう傾向があります。

露出補正は、「-1」にして撮影してみて、結果によって、プラス側に戻すか、もっとマイナスにするか、調整する必要があります。

判断に迷う場合は、“明るくなり過ぎない”ことを心がけて撮影してください。

※三脚を使わずに「夜桜」を撮影するときは、普段以上に手ブレに注意して、たくさん撮って良いものを選ぶ、というのが鉄則です。


日中でも夜でも、「SDカード」の記録容量に余裕がある場合は、「RAW+JPEG」で撮影されることをおすすめします。(画像加工で、よりキレイに仕上げやすくなります。)


さらに、「M(マニュアル)」モードで撮影できる方は、ぜひトライしてみましょう。


桜をM(マニュアル)で撮ってみる

桜を撮りに行かれる方は、体調保持に十分注意して、楽しんできてください。

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